免許を取って2ヶ月目での事故

私が免許を取ったのは22歳のときでした。毎日の通勤に車を使うため、初心者ながら運転には慣れているつもりでした。職場までは片道20分、国道を通って行くためそれほど難しいコースではありません。それでも安全には気を配り、スピードも出しすぎないよう注意していました。

 

その日は早番のシフトだったため、いつもより30分ほど早く家を出ました。朝の7時頃なら、渋滞もなくスムーズに通勤できます。いつも通り安全運転で出発、国道に出るとすぐ信号にひっかかりました。何気なくバックミラーを見ると、猛スピードのワゴン車が走ってきました。きっと高速道路から降りたばかりで、スピードの調整ができていないのだろうと思い、危ないなと感じました。ワゴン車はどんどん私の車に迫ってきます。信号待ちの最後尾だったため、ぶつかってしまうのではという恐怖を感じました。案の定、そのまま私の車の後ろ側に追突。スピードも出ていたため、衝撃が大きくしばらく放心状態でした。

 

車を端に寄せ、相手の方と話をしました。事故を起こした本人は、やはり放心状態。同乗していた方が警察を呼んでくれました。見た目には怪我がなかったため、救急車は呼ばず、自力で病院に行くことにしました。とにかく、仕事に穴をあけてはいけないと思い、職場や上司に電話をし、なんとか穴を埋めることができました。相手の方も落ち着いたのか、謝罪の言葉を口にして、すぐに保険会社に連絡をし、補償について対応してくれました。事故の原因はよそ見運転、私は停車中ということで、100%相手側の過失が認められました。

 

事故直後は気が張っていたため、特に体に違和感はなかったのですが、2日目辺りから首から肩にかけて鈍い痛みを感じるようになりました。重苦しいような状態が寝ても覚めても続き、気分まで落ち込んでしまいました。病院でも鞭打ちの診断が出たため、治療を行うことになりました。毎日病院へ行かなければならないため、仕事にも影響が出ました。早退や遅刻が増え、同僚からは冷ややかな態度を取られることもありました。なによりそれが一番辛かったです。

 

また、保険会社とのやりとりも体調が優れないときは憂鬱でした。早く治療を終わらせ、解決したい様子がわかり、何度も示談を急かされました。その度に、痛みや後遺症を訴えなければならず、とても嫌な気持ちになりました。

 

結局、治療が終了したのが4ヶ月後でした。示談を受け入れ、保険会社の手続きを済ませました。この4ヶ月間は、体調も優れず、仕事も失敗が続き、本当に辛いことばかりでした。でも、自分自身も加害者になってしまうこともありえるので、良い教訓になったと気持ちを切り替えるようにしています。